滋賀県のおすすめ畳屋さん･畳店

滋賀県の畳屋さんにまつわるあれこれ

滋賀県の県内事情

滋賀県は近畿地方に分類され、大津市が県庁所在地となっています。
滋賀県は製造業がさかんで、かつ大阪の隣県でもあり京阪神のベッドタウンとしても発展してきました。

県の面積の6分の1を占める琵琶湖は県のシンボルであり、産業用水や観光資源としても重要な役割を担っています。
とくに京都や大阪に近い南部の開発がすすんでおり、県庁所在地でもある大津市に滋賀県の人口の約24%が集中しています。

京都や奈良に近い土地柄もあり、歴史的な建造物や名勝の数が全国的に見ても多くなっています。

また滋賀県は長寿県でもあり、男性の平均寿命は82.73年で全国1位、女性の平均寿命は88.26年で全国2位となっています(※「令和2年都道府県別生命表」 厚生労働省)。

滋賀県の畳屋さん事情

畳は地域によって規格が異なり、同じ1畳でもどの規格のものかで大きさが違います。
滋賀県では、「京間」と呼ばれる畳がよく見られます。
京間の畳は、縦が6尺3寸（191cm）、横が3尺1寸5分（95.5cm）で、1畳の大きさは1.91m×0.955m≒1.82㎡です。
京間は関西間とも呼ばれ主に西日本で多く使われており、関西･中国･四国･九州で使用されています。

ただし上記はあくまで地域的な傾向です。
実際にはハウスメーカーや建築年代によっても異なるため、滋賀県の中でも建物によっては京間よりも小さな「江戸間(関東間)」や、江戸間と京間の間の大きさの「中京間」が使用されている場合もあります。
とくに近年では新築住宅に江戸間が用いられることも多いようです。

滋賀県では、湖南･湖東地方に大津市･草津市･東近江市･彦根市など人口の多い都市があり商店数も多いのにたいして、湖北地方などでは人口減少や高齢化の影響で住民の消費活動の選択肢が比較的少なくなっています。
畳店においても同様で、湖南･湖東地方には多くの畳屋さんがある一方、湖北地方にはそれほど畳屋さんの数が多くないようです。ただし滋賀県は県面積が全国38位とそれほど大きくなく、他県に比べ県内移動がしやすい背景から滋賀県全域を営業エリアとしている畳店も多く、滋賀県内居住であれば修理や表替えなどで畳屋さんを探す際も比較的見つけやすい環境といえるでしょう。