佐賀県のおすすめ畳屋さん･畳店

佐賀県の畳屋さんと畳にまつわるあれこれ

佐賀県の特徴と県内事情

佐賀県は、九州の北西部に位置する県です。東西を福岡県と長崎県に挟まれ、南は有明海に面しています。
九州では最も小さな県ですが、自然豊かで歴史と文化が息づく魅力的な県です。

佐賀県は、大きく「東部」「中部」「北西部」「南部」「西部」の5つの地域に分けられます。

東部は福岡県との県境に位置する佐賀県東部の地域です。豊かな自然に恵まれ、農業や林業が盛んです。また大型アウトレットやJリーグ･サガン鳥栖の本拠地があるほか、国の特別史跡「吉野ケ里遺跡」のほか西日本最大級のアウトドアパークもあるなど、多彩な魅力にあふれたエリアです。　

中部は、県庁所在地である佐賀市を含む県中央部の地域です。佐賀平野と呼ばれる平野が広がり、米づくりや野菜、果物などの農業がさかんです。佐賀市は人口約23万人*と県内最大の都市で、佐賀県の商業や工業の中心地となっています。近年はアジア最大級の熱気球イベント「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の開催地としても知られ、多くの観光客が訪れます。

北西部は、唐津市と玄海町を含む玄界灘に面した地域です。唐津市は古くからの城下町であり、ユネスコ無形文化遺産にも登録された「唐津くんち」などの伝統文化が今も残っています。玄界灘の新鮮な海の幸を堪能でき、「呼子の朝市」や「呼子のいか」でも有名です。美しい海岸線や島々など、豊かな自然景観も楽しめます。

南部は武雄市や嬉野市、鹿島市などを含む有明海に面した地域です。緑豊かで農業や酒造りがさかんなほか、武雄温泉や嬉野温泉など多くの温泉地があることでも知られています。有明海の干潟は独自の生態系をはぐくみ海の恵みをもたらしてくれるだけでなく、干潟体験そのものが観光資源にもなっています。
また鹿島市にある日本三大稲荷のひとつ「祐徳稲荷神社」には年間300万人もの参拝客が訪れます。

西部は伊万里市と有田町を含む長崎県と県境を接する地域です。伊万里市も有田町もやきものの里として全国的に有名で、日本随一の陶磁器の産地となっています。

このように、佐賀県はそれぞれの地域が独自の個性と魅力を持ち、農業、観光、工業、漁業など、様々な産業が発展しています。温暖な気候と豊かな自然に恵まれているだけでなく、九州最大の都市・福岡の通勤通学圏内でもある佐賀は、近年では移住先としても注目を集めています。