奈良県のおすすめ畳屋さん･畳店

奈良県の畳屋さんにまつわるあれこれ

奈良県の県内事情

奈良県は日本の中ほどに位置し、近畿地方/関西地方に属しています。奈良県は大阪府、京都府、三重県、和歌山県と接しており、これらに兵庫県を加えた二府五県（大阪/京都/兵庫/奈良/滋賀/和歌山/三重）で近畿地方を、またそこから三重県を除いた二府四県で関西地方を形成しています。

奈良県は大きく分けて、平野が多く奈良市のある北部の「大和平野地域」、宇陀市があり高原状の地形が続く東部の「大和高原地域」、吉野町があり山岳地帯の広がる南部の「五條・吉野地域」の3つの地域があります。奈良県の面積は全国で8番目に小さく、人が住むことのできる可住地面積においては全国でも最も狭い都道府県となっています。

とくに県庁所在地である奈良市や大和郡山市などに多くの人が住んでおり、県内では製造業をはじめ農林水産業や観光業など様々な産業がさかんとなっています。奈良県は南北に長く、盆地があり、高原があり、山があり、とても自然が豊かなところです。そのため全国的にみても、地域によって気候の差が大きい都道府県です。

奈良県は大阪や京都へのアクセスが良く、自然豊かな環境でもあることから、近年では移住先としても人気となっています。

奈良県の畳屋さん事情

畳は地域によって規格が異なり、同じ1畳でもどの規格のものかで大きさが違います。
奈良県のある関西地方では、「京間（関西間・本間）」と呼ばれる畳がよく見られます。
京間（関西間・本間）の畳は、縦が6尺3寸(約191cm)、横が3尺1寸5分(約95.5cm)で、1畳の大きさは1.91×0.955≒1.82㎡です。
京間（関西間・本間）は、主に関西以西の西日本で多く見られます。ほかに六三(ろくさぶ)間ともよばれます。

ただし上記はあくまで地域的な傾向です。
実際にはハウスメーカーや建築年代によっても異なり、奈良県でも京間以外の「江戸間」や「中京間」等が使用されていることもあります。

奈良県では奈良市のある北部の大和平野地域がとくに発展し商店や業者の数が多くなっており、人口の多くも北部に集中しています。奈良県は自然豊かで、じつに県面積の77%が森林となっており、とくに南部の五條・吉野地域はその面積の92%が森林となっています。奈良市や生駒市のある北部は大阪や京都のベッドタウンとして発展してきた背景もあり、奈良県内南北地方での地域・経済格差が問題となっています。
畳店においても同様で、人口の多い奈良市には多くの老舗の畳屋さんがありますが、南部を営業エリアとしている畳店の数は北部に比べかなり少なくなっています。
奈良県は山林地帯が多いこともあり奈良県内全域を営業エリアとしている畳屋さんも多くはありませんが、最南部の十津川村まで対応可能な畳屋さんもありますので、南部にお住いの方は上記一覧で依頼する畳屋さんを探してみてはいかがでしょうか。