長野県のおすすめ畳屋さん･畳店

長野県の畳屋さんにまつわるあれこれ

長野県の県内事情

長野県は日本の中央部に位置し、中部地方に属しています。周囲を群馬県、埼玉県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、富山県、新潟県の8県と接しており、海に面していない内陸県です。日本アルプスをはじめとする3,000メートル級の山々が連なり、「日本の屋根」とも呼ばれる雄大な自然景観が魅力です。

長野県は大きく分けて、県庁所在地である長野市を含む北部の「北信地域」、上高地や安曇野の観光地に加え松本市を含む中部の「中信地域」、南アルプスや中央アルプスがそびえる南部の「南信地域」、そして軽井沢があり上田市や佐久市を中心とした「東信地域」の4つの地域に分かれています。県の面積は全国で4番目に広く、その約8割を森林が占めています。

県庁所在地である長野市をはじめ、松本市や上田市などの人口が多い都市部では、製造業や情報通信業などが盛んです。また、レタスや白菜などの高原野菜の栽培をはじめとする農業も盛んであり、りんごやぶどうなどの果樹栽培も全国的に有名です。さらに、温泉地やスキー場が多く、観光業も重要な産業となっています。

長野県は内陸県であるため、夏は暑く冬は寒いという内陸性気候が特徴です。地域によって標高差が大きいため、気候も多様性に富んでいます。県西部の北アルプス地域は豪雪地帯として知られ、冬はスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが盛んです。東部は晴天率が高く、年間降水量が少ない過ごしやすい気候ですが、やはり冬の寒さは厳しい地域といえるでしょう。

長野県は東京からのアクセスも良く、新幹線や高速道路が整備されているため、首都圏からの観光客も多く訪れます。近年では、豊かな自然環境と歴史ある街並みを求めて、移住先としても人気が高まっています。

長野県の畳屋さん事情

畳は地域によって規格が異なり、同じ1畳でもどの規格のものかで大きさが違います。
長野県では、「五八間（江戸間）」と呼ばれる畳がよく見られます。
五八間（江戸間）の畳は、縦の長さが5尺8寸(176cm)であることからその名で呼ばれます。縦176cm、横約88cmで、1畳の大きさは1.76ｍ×0.878ｍ=約1.55㎡です。
五八間（江戸間）は、畳のサイズとしては最も一般的な規格で、主に静岡以北の関東一帯、東北地方の一部、北海道で使用されます。

ただし上記はあくまで地域的な傾向です。
実際には地域性だけではなくハウスメーカーや建築年代によっても異なるため、現在ではそれ以外の地域でも五八間（江戸間）が使用されていることも多いようです。

長野県では、長野市や松本市のある北信や中信地方がとくに発展し、商店や業者の数が多くなっています。
対して南信地方は上伊那や南信州、八ヶ岳など美しい景色が広がる地域ですが、都市機能や生活利便性といった面では北信や中信、東信の方が整備されているといえるでしょう。
畳店においても同様で、人口の多い長野市や松本市、上田市などには多くの畳屋さんがありますが、南信地方は他の地域に比べると畳店の数が少なくなっているようです。長野県の面積は全国4位と全国的にみてもかなり広い県ではありますが、長野県内全域を営業エリアとしている畳屋さんもあります。住んでいる場所によって選択肢が多くない場合もあるかもしれませんが、畳の修理や表替えなどが必要となった際も、長野県内であれば対応可能な畳店を探すことは十分に可能となっています。