石川県のおすすめ畳屋さん･畳店

石川県の県内事情

石川県は、日本の本州中央部、日本海に面しています。北陸地方に位置し、中部地方の中の一県でもあります。
富山県、福井県、岐阜県と隣接していて、豊かな自然と歴史文化が魅力です。

県内は、金沢市を含む「加賀地方」と、能登半島一帯の「能登地方」の二つの地域に大きく分けられます。
県庁所在地である金沢市は、石川県最大の都市で県内人口の約4割が暮らしています。金沢市は加賀百万石の城下町として栄えた歴史があり、兼六園や金沢城など、加賀藩の文化が色濃く残る人気観光地でもあります。伝統工芸も盛んで、金箔や加賀友禅、九谷焼などは全国的にも知られています。
他にも白山市や小松市、加賀市など、比較的大きな都市が加賀地方にあることから、石川県の人口の8割以上が加賀地方に集中しています。
一方で能登地方には低山と丘陵地が多く、三方を海に囲まれており美しい景観が広がっています。2007年には「能登の里山里海」が世界農業遺産に認定され、豊かな田園風景や日本海の荒波が作り出す断崖絶壁など、壮大な自然を肌で感じることができます。

石川県は日本海の海の幸にも恵まれ、冬の味覚であるズワイガニは「加能ガニ」としてブランド化されており、全国的に人気です。
また、能登地方では輪島塗などの漆器、加賀地方では九谷焼などの焼き物もさかんで、伝統工芸が息づいています。
農業もさかんで、加賀野菜と呼ばれるブランド野菜が栽培されているほか、米どころとしても知られています。
近年では、日本酒の生産も盛んで、世界的にも評価が高まっています。

石川県は日本海側気候で、冬は曇りや雨、雪の日が多く、特に山間部では雪深い冬となります。夏は湿度が高く蒸し暑いものの、東京と比べると比較的過ごしやすい気候です。
2024年1月1日には、能登地方を震源とする地震が発生し、大きな被害を受けました。復興に向けて、県を挙げて取り組んでいます。

県内に2つの空港があり、北陸新幹線もあることから首都圏からのアクセスもしやすくなっています。
豊かな自然と歴史文化が息づく石川県は、近年、移住先としても注目を集めています。