岐阜県のおすすめ畳屋さん･畳店

岐阜県の畳屋さんにまつわるあれこれ

岐阜県の県内事情

岐阜県は中部地方に分類されますが、岐阜県に愛知県・三重県を加えた地域は東海地方ともよばれます。愛知・岐阜・三重の東海3県、あるいは静岡も加えた東海4県とされることもあります。
岐阜県の人口は約200万人で世帯数は約78万世帯、内陸県であり県の面積は全国7位と全国的にみても大きな県の一つです。

岐阜地域、西濃地域、中濃地域、東濃地域、飛騨地域に分かれ、県庁所在地である岐阜市のある岐阜地域は名古屋へのアクセスも良く、とくに交通の要衝である岐阜駅周辺は近年の再開発により利便性が一層高まっています。
岐阜県は県全体でみると製造業がさかんですが、飛騨地方は北アルプスを中心とした山岳地帯が広がっており、観光業がさかんとなっています。

岐阜県は南部は比較的平地が多く温暖な気候ですが、北部は大部分が山地となっており寒暖差が大きく、南北でまったく気候が異なるといった特徴があります。

岐阜県の畳屋さん事情

畳は地域によって規格が異なり、同じ1畳でもどの規格のものかで大きさが違います。
岐阜県では、「中京間」と呼ばれる畳がよく見られます。
中京間の畳は、縦が6尺(182cm)、横が3尺(91cm)で、1畳の大きさは0.91m×1.82m=1.66㎡です。
中京間は、主に愛知・岐阜・三重で多く見られますが、近畿や四国、東北でも使用されています。

ただし上記はあくまで地域的な傾向です。
実際には岐阜県の中でも中京間よりも小さな「江戸間」が使われていることも増えているようです。とくに新しい建物ほどその傾向があります。逆に歴史のある建物などでは中京間よりも大きな「京間」が使用されている場合もあります。

岐阜県では、南部に岐阜市や大垣市・各務原市など比較的大きな都市が集中しており商店数も多いのにたいして、北部では人口減少や高齢化の影響、また地理的な要因もあり商店の数や消費活動の選択肢が南部に比べると少なくなっています。
畳店においても同様で、南部には多くの畳屋さんが存在し依頼する畳店を選べる一方、北部は畳屋さんの数が少なくなっています。
岐阜県の面積は全国7位とかなり大きく、県内であっても移動が大変であることから、県全域を営業エリアとしている畳店はあまりありません。県北部にお住いの方が畳の修理や表替えなどで畳屋さんを探す際は、南部の方に比べるとかなり選択肢が少ない状況となっています。